2020年4月7日3 分
最終更新: 2020年4月15日
私の「歯科選び」その1.
あなたはどんな「歯科選び」をしますか?
これって、どこかの医療広告ではありません笑
仕事柄。数多くの歯科クリニックに訪問し、たくさんの歯科医の方々とお会いしてきました。そして歯科医の方々の中には、熱意をもって治療方針を語る方も多くいらっしゃいます。でも…残念ながらその逆をお聞きすることも。
そして、見えてきた事が。
「本当の歯科選び」
これは…
「ネット評価だけではわからない!!」
「評価の星の数だけで良い歯科かどうかなんて判断できません!!」
ネットの書き込みが評価となり見えてくる素晴らしい仕組みだとは私も思います。
でも、それだけで判断してしまっていいのですか?
一人一人顔が違うように、一人一人の歯も違います。当然、求める治療も違うはず。
なのに自分の友人でも身内でもない誰かが書いたネット書き込みだけで判断してしまうのですか?
それだけを信じていいんですか?
私は思います。
治療を受ける側、患者側の意識も変える必要があると。
どんな歯科治療を求めているか。
どんな歯科医、歯科クリニックを探しているか。
患者側も明確にすべきです。
あなたはどのような条件で歯科クリニックを探してますか?
・ 自宅や職場から近く
・ 夜遅くまで治療をしているところ
・ 土日や祝日診療のところ
・ 短時間で治療を済ませてくれるころ
などなどあると思います。
でもその前に、もっと大事でもっと重要となることが考えみてください。
あなたは歯の治療に対してどのようなことを求めていますか?
<Aさんの考え>
・ 短期間で治療を済ませたい
・ 今、痛みがあるところなどだけ治したい
・ 保険診療のみで治したい
<Bさんの考え>
・ 比較できる治療方法があるならば積極的に聞きたい
・ 自由診療や保険診療関係なく聞いてみたい
・ 病巣が考えられる場合は時間がかかっても完治させたい
AさんBさん混合であったってそれは正解なんです。
患者側であるからこそ、選ぶのは自由。
大事なことはそれぞれがきちんと治療に対しての考えを「明確」にすべきだということ。
そして歯科医の方々も治療方針を明確にすべき。
なかなか書くことが難しい場合もあるとは思います。
私は思うんです。
歯科医師のみなさんだって大変なことはたくさんあります。
熱心な治療をすればするほど、時間はかかるし、回数も通っていただなかなくてはならないし…。
時には治療方針を何度話しても理解してもらえず
「ほかの歯科クリニックはこんなに時間はかからなかったのに…」なんていわれることもあるかもしれません。
でも、だから知ってほしい。
先生の治療を必要としている方は必ずいます。
そんな方々のためにも歯科医師の方々は「治療方針を開示」そして「どのような治療をするのか明確にすべき」なんです。
だって…
なんのために歯科医になったんですか?
なんのために勉強をしているんですか?
すべて悩んでいる患者さんの為ですよね。
先生たちが患者さんへの説明を辞めたら、知ることができなくなってしまいます。
頑張って。先生。
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