2020年4月7日3 分

自分のための歯科選び -その2-

最終更新: 2020年4月15日

歯科選びは5年後10年後の自分を相談できる歯科医を選びます。
 

たくさんの歯科医師と関わる仕事をしている私のような立場の人間が
 
言っていい事ではないのかもしれませんが…
 
覚悟で言わせて頂きます。
 

 
歯科医の方々は
 
●もっと明確な治療方針を
 
●もっとわかりやすい治療の開示と説明を
 
●メリットだけではなくデメリットの説明を

「言われなくてもやってるけど…」そう思われた歯科医師の方々、ごめんなさい!
 
先生はそう思っていらっしゃっても患者側の見方は「難しくてよくわからない」。
 
これ率直に一番多い患者側の「声」なんです…。
 

 
患者側の意識も変えなければならないと前回お話ししましたが
 
具体的にどのように変えるのか…私の個人的な考えですが
 
「どのような治療を受けたいか」
 
これを自分自身で考え、明確化し、求める治療が受けられる歯科医師のもとへいく。
 
そして、カウンセリング段階でその「意思」を伝える。
 
「…自分に合った治療が受けられるかどうか、行ってみないとわからない」
 

 
歯科医師の先生。
 
生意気かもしれませんが…
 
患者側が求める治療の違いで差別をしないでほしいと願います。
 
もし良い治療方法があるのならば、高額であっても受けたい。
 
これは誰もが願うことですが、求める治療を受けることができない場合もありますが
 
話してほしいと思います。
 

 
例えば…差し歯を検討している患者さんに「5年後、10年後考えた場合と比較する」など。
 
A, 安価だけど強度は弱く、何度も同じような治療を受ける事になるかもしれない
 
B, 高額だけど強度もあり、見た目も自然の歯と変わらず、5年後、10年後も美しい ※
 
※その方の生活習慣などで違いはあります。
 

 
比較となる治療方法がある場合はメリット、デメリットをわかりやすく教えてほしい。
 
ある歯科医から言われたことを思い出しました。
 
「ほとんどの方が自費治療の話を積極的に聞こうとしない…」
 

そんな事ありません!!!!
 
確かに保険治療だけを求めている方もいらっしゃいます。
 
でも、メリット・デメリットをきちんと説明してくれれば話を積極的に聞いてみたい。と願う患者も多くいるはずです。
 

 
たくさんの治療方法があり
 
たくさんの歯科クリニックがあるなか
 
どのように足を運び
 
どのような治療方法を選ぶのか
 

 
これは治療を受ける側(患者側)も
 
治療をする側(歯科医師側)も
 
自分の「意思」を伝えること。
 

 
これだと私は思います。
 
治療を受ける患者側のみなさん。
 
わからないからと言って、提案された治療内容を全て受け入れることが正しい事ではないと思います。
 
「歯科医師の方に言うのはなんだか申し訳なくて…」
 
こんな言葉を聞いた言葉あります。
 

 
申し訳ないなんて気持ち捨ててください!
 
疑問に思うところ、不安なところは聞きましょう。
 
なぜなら治療を受けるのは「大切な自分の身体」です。
 
聞いて当然なんです。

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