top of page

オンライン診療について

いよいよオンライン診療が始まりました!



医療も変わったきた!と、私自身は待ち望んでいた。

遠隔医療は早くから始められていましたが「まだまだ難しいところがある…」という声が多く進んでいなかったのが現実。

なのに?オンライン診療は浸透が早いッ

国が

オンライン診療やるよ!

今、必要ですよ!

大きな病院じゃなくてもOKですよ!


と、公開すればこうも変わるのかと率直に思った。


最近は、仕事がら医師の方々・クリニックからもご相談を受けることもあるが

それ以上に患者側である立場の方々からご相談を受けることが多々。

どうしてかというと…

「利用したいけどオンライン診療、よくわからなくて…」と。

どうしてわからない?

私、実際に患者になってみました。


<オンライン診療の流れ>

1.受診するクリニックのWEBサイトをアクセス

2.オンライン診療の専用アプリのダウンロード

3.アカウント登録(住所や保険番号など個人情報登録)

4.診療日の予約

5.オンライン決済

6.ビデオ通話で診察

7.処方箋などがある場合は、郵送または調剤薬局で受け取り


(1.~7.は、システムによって変わります)


皆さんが「よくわからない」というところは

「専用アプリケーションダウンロード」が必要というところ。

厚生省に問い合わせをしたところ

「ビデオ通話ができる環境であれば特に指定はないです」とのこと。

つまり皆さんが普段使っているビデオ通話、LINEやZoom、Skypeでもいいんです。

じゃあなぜ?アプリケーションをダウンロードする必要があるのか?

保険証番号などの個人情報の管理、決済の関係…等々だそう。

でも、そのようなことはどーとでもできないですか?

電話で保険証番号を伝えるときもあるし、自由診療であれば保険証は必要ない場合もある。

こんなことで、2つも3つも利用者側(患者)のハードルを上げてしまっている。

スマートフォンを日常利用をしている私でさえ、はっきり言って抵抗があるし

オンライン通話料ってなんだ?と思う。


ネットでは…

「国がこの事態を乗り越えるためにオンライン診療をサポートする」と書かれている。

当初は初診はNGだったが初診もOKにした。

うん、これは利用者、患者側にとってはメリットはあると思う。

それ以外のサポートとは…?

オンライン診療を展開するシステム会社のWEBサイトには「9月末まで無償提供となりました」「2年間利用料無料」と記載されているとことが多数。

つまり国はオンライン診療を扱うシステム会社へバックアップもするし、導入する医療機関にもバックアップをするよ。ということだろうか。



…導入を急いでいるのは

もちろん利用者(患者側)を思ってのことですよね?

今、この状況でかかりつけ医へ受診ができない患者のためを思ってですよね?


だったら患者側の診療費のバックアップをするべきでは?

処方箋の送料やオンライン通話料をバックアップするべきでは?


そして一番大事なこと。

もっと「オンライン診療は簡素化すべき」だって私は思うんです。



2020年5月22日 投稿 ERIKO

bottom of page